ホテル
枕銭(チップ)は日本人だけの習慣??
枕銭(チップ)は海外の習慣ように説明する人もいますが、これは実は間違いということをご存知でしょうか?実は枕銭(チップ)はおいておかなくても全く問題はないのです。
これは喜多川リュウ氏の著書「海外パックツアーをVIP旅行に変える78の秘訣」(実業の日本社)に詳しい説明があります。
以下一部引用します。
~~ ここから ~~
「あのお-、まだ現地通貨の小銭を持ってないんですけど、大丈夫でしょうか?」
成出空港で、あいさつする間もなく、参加者の巾年女性が聞いてきた。
「大丈夫って、何がですか?」
「ホテルで荷物を運んでもらったときとか、ベッドの脇に枕銭~ピローチップ~かなきゃいけないんじゃないの?私、細かいのを持ってないのよ」
「心配いりません。持ち合わせがなければ、払わなくたっていいですから」
と、ぼくが答えると、彼女は不思議な顔で立ち去った。
パッケージツアーの場合、ホテルでのスーツケースの上げ下げにかかるチップは、ツアー代金に含まれている場合が多い。もし含まれていなかったり、払うのが嫌なら白分で運べばいいだけのことだ。
枕銭について、海外の習慣のように説明する現地スタッフもいるが、これまた払わなくても一向にかまわない。そもそも、日本人が考えているような意味あいでの「枕銭」という習慣は海外にはなかったのだ。
ぼくがそれに気づいたのは、10年以上前だ。
ツアー初日のこと、カナダのトロント空港に到渚したときにやってきた日本語の達者なカナダの青年現地ガイドが、「枕銭」について説明しないまま、ホテルに入ってしまった.基本的なマナーなので、旅の初日には必ず説明しておかなければいけないと思っていたぼくは、彼を諭した。
すると彼は、「そんな習慣、聞いたことがない」と言うではないか。
「それは君が若いからだよ。帰って両親に聞いてごらん、ちゃんと知っているから」
ほくは言った。
翌朝、市内観光の前に再びやってきた彼は一
一昨日の件、両親に聞いたら、や一ぱり知らないと言われた一
と言う。(まさか?)
ほくの調査がはじまったのは、それからだ。
「メイドのためにベツドの脇に小銭を置いておく習慣はないか?」と行く先々のホテルで聞いてまわった。
ルームサービスを頼んだときはチップを払ってほしいが、部屋の掃除(ルームメイド)に対してはいらないんじゃないか?」というものだった。
なかには「ウチのホテルは、十分に給料を払っているから、そんな心配は不要だ」
と深いな顔をされたり、
「ああ、日本人が決まっておいていく小銭のこと?」
あれって日本の習慣なんでしょ?」
と、逆にたずねられたときもあった。
ヨーロツパの国々では、ほぼ同様の答えが返ってきた。もうおわかりだろう。海外のホテルで「枕銭」を置く-のはどうやら日本人だけのようなのだ。
そんな元来ありもしない習慣のために、わざわざ小銭の心配をしているのだから、まったくもってばかげた話だ。
では、なぜ日本人旅行者に枕銭の習慣が根づいたのだろう。こんな話を聞いた。
海外旅行が一般的になりはじめた・20年ほど前、添乗員はホテルでの解散前にこんな注意をしていた。
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1)ホテルのロビーには、くれぐれも寝巻き姿やサンダ履きで降りてこないでください。
2)お風呂を使うときは、必ずバスタブの内側にシャワーカーテンを入れて・床に水が漏れないようにしてください。
いまではとても考えられないが、当時はこの2点を徹底しておかないと、粗相をする日本
人旅行者が多かったという。バスタブから水をあふれさせ、下の部屋を水浸しにしてしまったという出来事は、たしかに珍しくなかった。
ホテル側からのクレームを「まあまあ、まだ日本人は海外旅行に不慣れなもんで、多少のことは大目にみてやってくれませんか」という気持ちを込めて、旅行業者が作り出した迷惑料が「枕銭」の正体のようだ。
つまり「客には枕元に小銭を置くように言っておきますから、多少のことは目をつぶってください」というわけだ。
それが基本的な海外の習慣として根づいてしまい、ガイドブックでもきちんと説明されているから笑ってしまう。
最近ではあまり行なわれなくなったが、日本でも高級な温泉旅館に泊まったりすると、女中さんに「心づけ」を手渡す習慣があった。そんな背景もあって「枕銭」は、あっさりと日本人に浸透してしまったのはないだろうか。
部屋が気に入って、快適に過ごせたなら、その感謝の気持ちとして小銭を置くのはいっこうにかまわないと思う。相手は日本人固有の習慣に敬意を表して、そっと懐にしまい込むに違いない。
~~ ここまで ~~
こうあるので、枕銭はおいておく必要はないようです。
とはいえまあ翌日も泊まるという場合は、掃除してくれてありがとうという気持ちを伝えるために、小銭をおいておきたいという方はおいておいてください。
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【オイロペシェ・ホッフ~ホテル玄関と中庭】


【ホテル内コーヒーショップでのCafe】

【ホテル内ロビー】

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